知床八景とは
世界自然遺産に登録された知床。
その中でも特に有名なのが、「知床八景」と呼ばれる8つの絶景スポットです。
雄大な自然が織りなす神秘的な景色は、訪れる人を感動させてくれます。
今回は、そんな知床八景の魅力を余すところなくご紹介します。
知床八景の一覧
知床八景は、以下の8つのスポットからなります。
- 知床五湖
- オシンコシンの滝
- カムイワッカ湯の滝
- オロンコ岩
- 知床峠
- フレペの滝
- 夕陽台
- プユニ岬
私は、オロンコ岩、フレペの滝、知床五湖に実際に行きました。
また、オシンコシンの滝とプユニ岬は、バス路線沿いにあるので、バスの中からちらっとですが見ました。
それぞれの名所の紹介
知床五湖
知床五湖は、原生林に囲まれたそれぞれ個性的な5つの湖が連なる神秘的な場所です。
知床の森と湖、そしてその湖面にも映る知床連山と、雄大な自然を存分に感じることができます。
無料で気軽に参加できる高架木道コースでは、知床五湖の内の一湖と知床連山を楽しめます。
有料の地上遊歩道コースは、知床の森に囲まれた道を歩き、知床五湖を余すところなく楽しめるコースです。
冬季には、「厳冬期の知床五湖エコツアー」に参加することで、夏季とはまた違った知床五湖を味わうことができます。
オシンコシンの滝
知床を代表する滝の一つ、オシンコシンの滝。
高さ約30mの迫力ある滝は、「双美の滝」とも呼ばれ、その美しさは訪れる人を圧倒します。
滝の真ん中あたりの高さまで階段で上がることができ、
滝を間近で眺めることができます。
ウトロ温泉に向かう海岸沿いの道に面しており、
乗用車36台、バス5台、身障者1台の駐車場があります。
カムイワッカ湯の滝
活火山である知床硫黄山から涌き出る温泉が川に流れ込み、川全体が流れる温泉のようになっているのがカムイワッカ湯の滝です。
7/1(月)~9/30(月)の間(2024年)に「カムイワッカ湯ノ滝のぼり」アクティビティーに参加することで、
カムイワッカ湯の滝に入ることができます。
オロンコ岩
オロンコ岩は、知床半島を代表する巨石の一つです。
ウトロ温泉のあるウトロ漁港の海辺に位置しています。
高さは60mほどあり、約170段の階段で岩の上に登ることができます。
岩の上を歩いて一周することができ、多様な動植物やオホーツク海、知床連山の眺めを楽しむことができます。
オロンコ岩を貫くトンネルを抜けたところに駐車場があり、1時間まで200円、それ以降は400円になります。1
斜里バス ウトロターミナルからは歩いて10分程です。
知床峠
知床半島の北側にあるウトロと南側にある羅臼町を結ぶ知床横断道路の1番高いところ、
知床連山の尾根筋にあたる標高738mの峠が知床峠です。
ここはドライブスポットとしても名高く、羅臼岳の眺めを楽しむことができます。
フレペの滝
知床自然センターから遊歩道を歩いて20分ほどのところにあるのがフレペの滝です。
フレペの滝には流れ入る川がなく、知床連山に降る雨と雪が地下水となってオホーツク海に面した崖から流れ出ています。
断崖絶壁から地下水がホロホロと流れ落ちる姿は、別名である「乙女の涙」のようにも見えます。
夕陽台
ウトロ温泉の高台にある夕陽台。
その名の通り、夕陽の名所として知られており、水平線に沈む夕陽は絶景です。
運が良ければ、冬には流氷と一緒に夕陽を眺めることもできます。
プユニ岬
ウトロから知床自然センターへ向かう途中の上り坂にある絶景スポット。
オホーツク海とウトロ港を一望でき、そこからは美しい夕陽が見られます。
冬には、オホーツク海に広がる一面の流氷を見ることもできます。
まとめ
知床八景は、それぞれが異なる魅力を持つ素晴らしいスポットばかりです。
雄大な自然に心身ともに癒される、特別な時間を過ごされてみてはいかがでしょうか。