留学やワーホリ時のスマホ契約
留学やワーキングホリデーで海外に長期滞在される方で、日本でのスマホの契約をどうしようか悩まれている人は多いのではないでしょうか？
私も、海外留学に行く前に、日本で使っていた携帯番号を残しておきたかったので、
携帯番号を残す方法を探していました。
そこで、私が利用したのが楽天モバイルです。
私は、海外留学に行く前は、ahamoを使っていました。
ahamoでは、海外に行って15日間は、20GBまで通信ができます。
海外データ通信 | サービス | ahamo
15日間、20GBまで追加料金不要で利用できるので、短期の海外旅行であればahamoは非常におすすめと言えますね。
しかし、海外留学を考えられている方は、15日を超えたら通信速度が遅くなってしまうので、ahamoを使い続けるのは、現実的とは言えません。
ahamoは月額基本料金2,970円(税込)なので、ほとんどデータ通信が使えないのに、電話番号を保存するためだけに契約しておくのはもったいないですよね。
その点楽天モバイルでは、海外での高速通信が2GBまで、期間の制限なくいつまでも使えて、
月額1,078円(税込)から利用できるので、電話番号を残しておくために契約するには持ってこいだと思います。
2GB以上の海外での高速通信は、1GBあたり500円と少し高めですが、追加チャージすることができます。
海外での高速データ通信が無料なのは、2GBまでなので、ドイツに着いてからテレコムのプリペイドSIMカード(eSIM)でギガ（通信量）が多めのものを買って、iPhoneのデュアルSIMの機能を利用して楽天モバイルと併用していました。
楽天モバイルと現地のプリペイドSIMの組み合わせが、電話番号キープと通信料金の両立ができて良いかと思っています。
また、楽天モバイルを契約すると、楽天市場のお買い物ポイント+4倍になるのが嬉しいポイントです。日本国内にいる時も楽天モバイルを利用するメリットは大きいですね。
海外に着いた直後は色々と慌ただしかったり慣れなかったりで、すぐにプリペイドSIMを購入できないこともあるかと思います。
通信量多めのプリペイドSIMを契約できるまで、楽天モバイルを使えるというのはとても安心かと思いますので、渡航前に楽天モバイルへの移行をしておきましょう！
楽天モバイルへの乗り換え方法
乗り換えの概要
手続きに必要なもの
- 本人確認書類
- MNP予約番号 ※MNPワンストップを利用できる場合は不要
- 楽天会員ユーザID・パスワード
- クレジットカードまたは銀行口座情報
2通りの乗り換え方法
- MNP予約番号
- MNPワンストップ（乗り換え元の対象携帯電話会社は以下）
- NTTドコモ
- au
- ソフトバンク
- ahamo
- UQ mobile
- povo
- ワイモバイル
- LINEMO
- LINEモバイル
- ジャパネットたかた通信サービス
- 日本通信SIM
- b-mobile
- mineo
- センターモバイル
- LPモバイル
- IIJmio
乗り換えの流れ
スマホの通信会社を 楽天モバイル に乗り換えるには、おおまかに以下の手順をとることになります。
- 楽天モバイルに申し込む
- 電話番号の引き継ぎ（MNP）申請をする
- MNP開通手続き・eSIMダウンロードを行う
本記事では、iPhoneでの流れを解説していきますが、Androidでもおおむね同じ流れで乗り換えができます。
こちらの方（YouTubeチャンネル「Appleが大好きなんだよ」）の動画↓で、乗り換えの流れを丁寧に説明されているので、こちらを参考にしていただいてもいいかと思います。
1. 楽天モバイルに申し込む
1. 楽天モバイル
を開き、[新規／乗り換え（MNP）お申し込み] をタップ。
2. 同時に他の楽天サービスの申し込みの案内画面が出ます。本解説では、[楽天モバイルのみ申し込む] を選択して進めます。
3. 楽天モバイルのプランは、「Rakuten最強プラン」の１つのみなので、[プランを選択する] をタップします。
4. 追加サービスの選択画面に移ります。
無料で国内通話ができるRakuten Linkに加えてOS標準アプリでの通話を使いたい場合は「15分（標準）通話かけ放題」を選択しましょう。私は、電話番号の保管のためであまり使う予定はなかったので、このサービスには加入しませんでした。Rakuten Linkでの通話で問題ないという人も [加入しない] を選択してください。
5. SIMタイプを選択します。eSIMを選択すると、「AIかんたん本人確認（eKYC）」でスマホと本人確認書類で簡単に開通できるので、お手持ちのスマホがeSIMに対応していたらこちらを選択すると良いでしょう。本記事ではeSIMを選択して解説を進めます。
※ eSIM対応機種リスト｜2024年7月 – Holafly （オラフライ）
6. 画面下部にスクロールし、申し込み内容を確認したら、[この内容で申し込む] を選択します。（[製品選択へ進む] を選ぶとスマホの機種の新規購入画面に進みますが、今回はSIMの乗り換えのみなので、こちらは選択しません）
7. 楽天モバイルへのログインを求められます。既に楽天会員であれば、楽天会員のIDとパスワードを入力してログインします。楽天会員ではない場合は、新たに楽天会員に登録してIDとパスワードを作成してから、ログインしてください。
8. 次の画面で申し込み内容の確認をします。表示されている契約者情報（氏名・住所・生年月日）と本人確認書類の情報が一致していることを確認し、チェックを入れます。
9. 本人確認のために、[AIかんたん本人確認(eKYC)] を選択し、[次に進む] をタップします。
このeKYCを利用することで、お申し込み後、最短3分で開通・使用できるようになります。
10. eKYCのために、カメラを使用許可するかどうか聞かれるので、許可を選択します。
11. 使用する本人確認証に、運転免許証かマイナンバーカードのいずれかを選択します。
12. 選択した本人確認証を手元に用意し、[撮影画面へ進む] をタップし、指示に従って本人確認証を正面と斜めから撮影します。
13. 次に自分の顔を撮影します。[撮影画面へ進む] をタップします。次の画面で自分の顔を枠内に写した状態で [撮影する] をタップすると動画撮影が開始しますので、ゆっくりとまばたきをします 👀
14. 撮影が完了すると [本人確認の撮影が完了しました] と表示されるので、[次へ進む] をタップします。
15. 次は電話番号の選択のステップです。[他社から乗り換え（MNP）] をタップします。
16. すでに使用されているご自身の電話番号で、引き継ぎたい電話番号を [電話番号] の枠内に入力し、[次へ進む] をタップします。
17. 最後に受け取りと支払い方法を選択するステップです。楽天モバイルのプランの支払い方法を選択します。[プランのお支払い] の支払い方法をタップすることで、お支払い方法を設定、変更できます。
- お支払い方法は、クレジットカード・デビットカードまたは口座振替のいずれかが利用できます。
18. 楽天ポイント残高が楽天アカウントにある場合は、楽天ポイントを毎月の楽天モバイルの支払いに割り当てることができます。任意で利用の有無を選択してください。
最後に、[申し込む] をタップします。
19. 「プランのみが選択されています」と表示されますが、[この内容で申し込む] をタップします。
20. 利用規約等を読み、同意のチェックをしていきます。最後に [同意して申し込む] をタップすると、申し込み完了の画面が表示されます。
2. 電話番号の引き継ぎ（MNP）申請をする
21. 次に、楽天モバイル 
への電話番号の引き継ぎ（MNP）申請をしていきますので、[電話番号の引き継ぎ（MNP）申請を行う] をタップします。
22. 申し込み履歴が表示されますので、申し込み番号のところをタップします。
23. 次の画面で、[電話番号の引き継ぎ（MNP）申請をする] をタップします。
24. 引き継ぎ元の通信会社（元々使っている電話番号の通信会社）を選択し、画面下にスクロールして [MNPワンストップの申請ページへ進む] をタップします。
25. 選択した、元々お使いの通信会社のサイトに自動的に移動します。ここからは、ahamoを例にご説明しますが、他の通信会社でもおおむね同じような流れかと思います。
dアカウントのID、パスワード、電話番号のSMSに送られたセキュリティコードを入力して [ログイン] をタップします。
26. 注意事項や解約時の支払い残金などが表示されますので、よくお読みになり、[確認のうえ次へ進む] をタップします。
27. 注意事項（2/2）を読み、[同意した上でMNPのお手続きへ進む] をタップ。
これ以降のステップは撮影できていなかったので（すみません🙏）、画面については上での動画をご確認ください。
- [MNPのお手続きに進む] にチェックを入れ、受付確認メールの送信先を選択し、[次へ進む] をタップします。
- アンケートに答え、[次へ進む] をタップします。
- お手続き内容を確認し、[この内容に同意の上手続きを進める] をタップすると、手続きが完了します。
- 同画面下部の [のりかえ先サイトへ進む] をタップすると、楽天モバイル のサイトに戻りますので、MNP転入の手続きを進めます。
- 「MNPワンストップの申請を受け付けました」と表示されますので、[MNP転入を開始する] というボタンが表示されるまで少しお待ちいただき、表示されたらそのボタンをタップします。
- MNP転入に関する注意事項が表示されますので、それをよく確認し、[MNP転入に関する注意事項を読み理解しました] にチェックを入れ、[MNP転入を開始する] をタップします。
※転入は9:00~21:00には当日中に、それ以外の時間は翌日9時以降に完了するようです。 - 次の画面で、申請状況が表示されますので、「MNP転入待ち」から「eSIMプロファイルダウンロード待ち」に状況が更新されるのを待ちます。
3. MNP開通手続き・eSIMダウンロードを行う
- 状況が「eSIMプロファイルダウンロード待ち」になったら、すぐ下にある [「my楽天モバイル」アプリをダウンロード] と書かれているリンクをタップして、楽天モバイルのアプリをダウンロードします。
※アプリをダウンロードすることでワンクリックで開通ができます。 - アプリをダウンロードし、開いたら、楽天アカウントにログインする画面になりますので、ユーザIDとパスワードを入力してログインします。
- アプリ画面内の [お申し込み履歴を見る] ボタンをタップし、[開通手続きへ進む] をタップします。
- 「eSIMをアクティベート」というポップアップが表示されますので、[続ける] をタップします。画面が切り替わったら、再度 [続ける] をタップします。
- 数分待つと画面が切り替わるので、再度 [続ける] をタップすると楽天モバイルのアプリに戻ります。
- 15分から30分お待ちいただくと、「（モバイルデータ通信）SIMはメッセージを送信しました。」というメッセージが表示されますので、[了解] をタップすると回線が開通し、楽天モバイルでのモバイル通信ができるようになります。
- スマホの「設定」アプリを開き、モバイルデータ通信＞SIMのセクションを見ると楽天モバイルの回線が「オン」になっていることが確認できます。
楽天モバイルは、手順4の 追加サービス に登録していない場合、電話番号での通話機能は、Rakuten Linkアプリを使う必要があるので、こちらもダウンロードしておきましょう。（LINEなどの通話機能は、Rakuten Linkアプリなしでも利用できます。）
まとめ
楽天モバイルへの移行はうまくできましたでしょうか？
楽天モバイルに契約・移行して、自分の日本の電話番号をキープすることで、
海外留学中のスマホ利用が、ケア・フリーかつ快適になり、
皆さんの留学・海外生活がより充実なものになってくれることを願っています。
